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そのヘアカラー、本当に必要?

パーソナルカラー

2020/02/25

先日、パーソナルカラーがサマータイプの方から、このような質問がありました。

 

質問者
質問者
髪色をいつも黒髪に近いグレージュアッシュぽく染めているのですが、アッシュ系は髪色が戻るのが早く1~2週間後には茶色っぽくなってしまいます。
黄みは出来るだけおさえたいのですが…
ほぼ黒髪に近い色に染めてまたすぐ茶髪になって…というのが無駄なような気がします

染め直すサイクルが短いと費用もかかってしまうので『いっそのこと黒髪にしてしまおうか?』と考えましたが、真っ黒は《ウィンター》の人しか似合わないとも言いますし、ソフトブラックやアッシュに染めている方がいいのでしょうか?

 

ヘアカラーをした直後はいい感じの色でも、すぐにパサパサに傷んだような茶髪になってしまう…という方。

結論からいうと、【地毛の色】に戻された方がいいです。

 

なぜなら、

地毛の色≠黒髪 

だからです。

 

日本人の髪の色は、皆が真っ黒なのではありません。
同じ黒髪のようで、色合いや光沢感が異なります。

 

個人差はありますが、
《スプリング》の方は、少し茶色がかった明るめの色の人が多いですし、

《サマー》の方は、黒髪でも少しソフトな色の方が多いです。

 

私は《ウィンター》ですが、地毛の色は<真っ黒>に近いです。

パーソナルカラーのスクールで毛髪の色を測定する機会があったのですが、そのとき「もともと黒いとは思っていたけど、他の人よりも黒いのだな…」と発覚しました。
同じ《ウィンター》でもダークブラウン寄りの方もいました。

パーソナルカラー診断では地毛の色まで確認するのですが、「地毛は真っ黒です」と自己申告される方も、よく見ると真っ黒ではありません。
(私が真っ黒なので、そこまでではないということがよくわかります、笑)

 

「就活の時、黒髪にして似合わなかった」という方は、『真っ黒に染めた』から違和感があるのであって、本来の地毛の色はもう少し明るい色の場合が多いです。

 

髪や目の色は、生まれながらにして本来その人に調和する色を持っています。

 

確かに【漆黒】と言われるほどの真っ黒なヘアカラーは、《ウィンター》の人しか似合いにくいと思います。
ただ、地毛の色が真っ黒という人は少ないので、4シーズンすべてのタイプのなかに地毛のままでいいという人はたくさんいます。

 

今は皆当たり前のようにヘアカラーする時代ですが、定期的に必要になるヘアカラー代って結構かかりますよね。
しなくていいなら、その費用を他のものに回してもいいのではないでしょうか。

 


三好詔子 Shoko Miyoshi

イメージコンサルタント、1級建築士
ファッションからインテリア、建築にいたるまで<美しさの法則>を日々研究し、現在大阪でサロンを開業中。
自分で気づいていない個人の魅力を、内面や外見あらゆる側面から引き出してアドバイスする毎日です。

 

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