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パーソナルカラー FAQ

パーソナルカラーとは、肌や瞳、髪の色など【生まれ持った色】を最も美しく引き立ててくれる色グループのことです。

パーソナルカラー理論では、
① 色相(基調とする色)
② 彩度(鮮やかさ)
③ 明度(明るさ)
④ 清濁(クリアorソフト)
​これらの性質から、色を四季のイメージに例えて4つのグループに分類しています。​

春:Spring タイプ

黄みがかった明るくクリアな色

夏:Summer タイプ

青みがかった明るくソフトな色

秋:Autumn タイプ

黄みがかった深みのある色

冬:Winter タイプ

青みがかった鮮やかな色や暗めの色

春と秋のグループは、黄みを多く含む色を基調としているので「イエローベース」

夏と冬のグループは、青みを多く含む色を基調としているので「ブルーベース」と呼ばれています。

ここでよく間違いがちなのは、肌が黄色っぽいと「イエローベース」が似合い、肌がピンクっぽいと「ブルーベース」が似合うと単純に分類してしまうところです。

実際には、黄みの強い肌でブルーベースの色がよく似合われる方も、ピンク系の肌でイエローベースが似合われる方もたくさんいらっしゃいます。 よくあるインターネットのセルフチェック診断でまちまちな結果が出るのも「あなたの肌はイエロー系かピンク系か?」という単純な質問だけでは正確に判定できないからです。

また、パーソナルカラーは「赤は似合うが青は似合わない」と使える色を限定するものではありません。 赤の中でも「どのような赤が似合うのか?」、青のなかでも「どのような青が似合うのか?」あなた自身に調和してもっとも似合う色を見出していくものです。

16タイプパーソナルカラーについて

すべての人の肌の色や肌質が異なる以上、同じシーズンの色が似合う人同士だとしても最適な色は異なってきます。

たとえば、同じ【春タイプ】でも、淡いパステルカラーが似合う人もいれば鮮やかなビビッドカラーが似合う人もいます。
【春タイプ】でも淡い色が得意な人は、【夏タイプ】の淡い色も似合う場合もあるのです。

16タイプに細かく分けるからといって、似合う色がさらに狭く限定されるわけではありません。
「淡い色なら春と夏の色が両方似合うのだな」とわかることで、4シーズンの幅を超えて選択肢が広がるようになります。

パーソナルカラー診断で何が分かるの?

パーソナルカラーを知ることで、洋服の色はもちろんのこと、ヘアカラー、メイクの色(ファンデーション、口紅、チーク、アイシャドウ等)、メガネやアクセサリー、バッグ、靴等の小物に関しても自分に似合う色が分かるようになり、コーディネートに悩むことがなくなります。

似合う色による効果は?

主な効果としては…

■ お肌にツヤと透明感が出る。
■ シミやシワなどお肌のトラブルを目立たなくする。
■ 瞳が生き生きと輝いて見え、美人度がアップする。
■ 顔の輪郭がはっきりし、小顔に見える。
■ 健康的な血色になり、若々しく見える。
■ 第一印象に残りやすくなる。
など、他多数。

似合う色が及ぼす効果がどれほど絶大なのか、
ぜひご自身の目で確認してみてください。

好きな色と似合う色は違うの?

「好きな色」とは、あなたの好みに合う色のこと。
それに対して、「似合う色」とは、あなた自身と調和して美しく輝かせてくれる色のことです。

だから、好きな色が必ずしも似合う色とは限りません。
自分が思ってもみなかった色が似合う場合もあります。
しかし、似合う色が自分をあまりにもキレイに見せてくれるその絶大なる効果と、周囲の反響の良さを味わうことで、苦手だった色も好きになることが多いです。

 

似合う色はどこで判断するの?顔立ちや性格は関係するの?

似合う色は、あなた自身が持って生まれた色(肌、髪、唇、瞳の色など)によって決まります。
よって、顔立ちや性格は関係ありません。

「ハッキリした顔立ちだから、鮮やかでハッキリした色が似合う」
「穏やかで控えめな性格だから、淡くて優しい色が似合う」
どちらの判断基準も間違っています。

おとなしい性格の方ほど、落ち着いた目立たない色の服やメイクを選びがちですが、それが似合っていない場合は、肌がくすんで冴えない雰囲気になり、なおさら存在感が薄い人になってしまいます。
もちろん、社会の中で生きていく時に、目立たずに存在を消していたい場面もあります。
それとは逆に、自分を奮い立たせてアピールすべき局面もあるということです。

自分に似合う色の傾向と特徴を正確に理解することで、あらゆる場面において「なりたい自分」を自在に演出することが可能になります。

似合う色は一生変わらない?

大きくは変わりませんが、年齢・健康状態・食生活・日焼けにより微妙に変化します。
似合う色というのは、肌の色素だけではなく、皮膚の厚み、ツヤ・質感、白目と黒目のコントラストなども影響しますので、20代にベストカラーだった色調が60代にはまた少し変わってくることもあり得ます。

パーソナルカラー理論が日本にもたらされてまだ50年も経っていません。
「パーソナルカラーは一生変わらない」と立証できるほどの追跡データが蓄積されていないというのが現状です。

過去にパーソナルカラーを受診されたことがある方で、自分に似合うはずの色が最近しっくり来ないと思っていらっしゃる場合、ご自身に調和する色が変化している可能性もあります。

 

似合わないと診断された色は着てはダメなの?

パーソナルカラー以外の色でも、似合う色とうまく組み合わせれば、使いこなすことも可能です。
むしろ自分に本当に似合う色を知ることで、似合わない色やこれまで避けていた色もうまく着こなせるようになりますよ。