2022/05/01
こういう質問が最近よく来ます。
外見が重視される時代になるにつれ美容整形への抵抗もなくなり、最近ではオープンにする人も増えてきました。
そうなってくると、「顔を変えると似合う服やイメージは変わるのか?」というのが気になりますが、これに関しては「どの程度変えるかによる」というのが答えです。
顔タイプは、<大人顔⇔子供顔>、<直線的⇔曲線的>の二つの軸がどちらに寄っているか、部位ごとのポイントの合計点で判断します。
例えば、
一重まぶたをぱっちり二重にしたり、えらを削って輪郭を曲線的にすると、その部位のポイントが直線から曲線になるので、トータルの合計点が変わります。
合計点が変わって顔タイプ自体が変わる人もいれば、隣のタイプに少し寄るだけの人もいます。
もともと<直線10/曲線0>の人と<直線6/曲線4>の人で違ってくるのです。
そもそも、すべての人の顔が8タイプにスパッと分けられるものでもないので、「グラデーションの中でだいたい自分はこの辺にいるんだな…ととらえるほうがしっくりきます。
1年くらい前にイメコンを受診されたお客様からこんな相談もありました。
施術後の写真も見せてもらったのですが、整形前のスッキリした切れ長の目から、あどけない感じの丸い目になっていて、1年前とは少し違った印象を受けました。
以前はクールカジュアルタイプのエッジの効いたモードな服が似合う印象でしたが、今はフレッシュタイプに似合いそうな爽やかな感じの服の方が似合いそうです。
目の印象ってけっこう大きいですね!
では、この方のパーソナルデザインも変わったでしょうか?
彼女のパーソナルデザインは、<キュートタイプ>で元々<ボーイッシュ>と<アバンギャルド>の両方の要素がありましたが、これは整形後も変わりませんでした。
ボーイッシュ要素がより強くなった程度でしょうか。
他のお客様からも診断中に「実は整形してて以前はこんな感じだったんですけど、パーソナルデザインは違ってますか?」と写真を見せてもらうこともありますが、やはり「大きくは変わらない」という感じです。
パーソナルデザインは、顔立ちの他に体型や雰囲気も合わせたトータルイメージなので、顔のパーツや輪郭の多少の変化であまり影響を受けません。
整形する目的が、「全く別人になる」というより「もう少しきれいになる」ためであれば、そこまで気にしなくても大丈夫です。
ただ、
今より少しきれいになるために、どこをどう変えたらいいのか?<>/strong
これは、自分のなりたい方向性を踏まえてよく考えた方がいいと思います。
せっかく持って生まれたあなたのチャームポイントを無くしてしまってはもったいないですもの。
整形を迷っているけど、やった方がいい?やめておいた方がいい?
するとしたらどんな風にしたらいい?
とても大事なことですから、診断中でも後日でも遠慮せずに何でも聞いてください。
「診断後に整形したけど見てほしい」という相談もアフターフォローで対応します。
三好詔子 Shoko Miyoshi
イメージコンサルタント、1級建築士
ファッションからインテリア、建築にいたるまで<美しさの法則>を日々研究し、現在大阪でサロンを開業中。
自分で気づいていない個人の魅力を、内面や外見あらゆる側面から引き出してアドバイスする毎日です。
タグ: 顔タイプ診断