骨格診断とは、骨格、筋肉や脂肪のつき方、関節の発達など、生まれ持った体の質感やボディラインの特徴をとらえたうえで体型をよりきれいに見せるスタイリングを分析する手法です。
骨格スタイルは以下の3タイプに分類されます。
ファッションには<色><形><素材><テイスト>の4つの要素がありますが、骨格診断によってこれらのうちの<形(シルエット)>と<素材>の部分がわかるようになります。
①スタイルアップして見えるラインやシルエット
※ネックラインや柄、小物やアクセサリーなどのデザインはフェイスラインや顔立ちの要素も関連してきます。
②身体のスタイルをよく見せてくれる素材
手首や肩、腰回りなど数か所を触診して、骨格や筋肉のつき方、肌の質感を確認します。
また、ベルトやアクセサリー、ジャケットなどを実際に着用していただいて、重心バランスや似合うシルエット、丈感を見ます。
ウェーブタイプだからといって曲線的でフェミニンなファッションが似合うとは限りません。
骨格が同じウェーブタイプだとしても、華やかな装飾が似合う方、シンプルなものが似合う方などパーソナルデザインや顔タイプによって様々です。
また、同じ骨格タイプだとしても体型の特徴には個人差があります。
よく雑誌やSNSなどで「ストレートタイプにはNG」と言われているアイテムだとしても着こなせる人はたくさんいます。
タイプ分類にこだわりすぎると似合うファッションの幅を狭めてしまい、もったいないです。
自分の骨格が何タイプなのかを知ることよりも、スタイリングで気をつけるべきポイントを知ることが大切です。
痩せていても太っていても診断結果は同じです。
体重の増減や経年の体型変化で骨格自体は変わらないからです。
骨格タイプによって脂肪や筋肉のつき方、太り方にも特徴がありますが、基本的には経年や生活スタイルで変化しない箇所を見て分析します。
パーソナルデザインを優先させてください。
たしかに、同じパーソナルデザインタイプだとしても骨格の特徴によってスタイリングのポイントには個人差があります。パーソナルデザインとしては似合う恰好をしていても、骨格を無視したものを着てしまうと太って見えたり貧相に見えてしまうこともあります。
アタンドルでは、シルエットや丈感、装飾ボリュームなど骨格タイプによる着こなしのポイントをパーソナルデザイン診断とセットで総合的にアドバイスするようにしております。