Atteindre

変身事例1

ブランド販売員のY様

某外資系ブランドの販売スペシャリストであるY様。
その可憐な容姿からは想像もつかないほどの凄腕セールスエキスパートでいらっしゃいます。

身に着けるファッションやメイクにも常に気を使われていて、ご自身のパーソナルカラーも<ウィンター>と既にプロ診断済でした。

右のロイヤルブルーのチェック柄のワンピース。ガーリッシュなイメージのY様にとても良く似合っています。
​ウィンターはクールでシャープなイメージの色が多いですが、デザイン次第でこんなにキュートなイメージにもなれるんです!

Y様の場合は、コントラストをハッキリさせたメリハリのある配色で、デザイン性の高いパフスリーブやフレアスリーブ、ギャザースカート、大ぶりのキラキラ光るアクセサリーなど、カワイイけどチマチマしていないダイナミックな要素を盛り込むのが<素敵に見えるポイント>です。

鮮やかなウィンターカラーがこんなにもお似合いなのに、ある日のこと、突然周囲の人に「Yさんはオータムだと思うよ」と言われ、まさかのオータム疑惑が沸き起こって迷いが生じるようになったそうで、診断当日はオータムカラーのジャケットにブラウンメイクでいらっしゃいました。
​(こういうこと、よくあります…自分のことを客観的に見るのって難しいですからね)

このような経緯があって、今回は「自分に似合う色を正確に見てほしい」と受診されるようになったのですが、Y様に似合う色とデザインを詳しく分析してみましょう。

​美肌に見せてくれる色はどっち?

オータム疑惑が生じたY様は「昔はベージュのリップやコーラルオレンジのチークが似合うと思って、そういう色ばかり使ってたんです!」とおっしゃいますが、こちらの比較写真を見てもわかるように、ドレープを当ててみると、もう一目瞭然ですね!

オータムの黄みがかったくすんだ色を当てると、お顔の黄みが強くなり、少し疲れた印象になってしまいます。フェイスラインの輪郭もぼんやりします。

一方、ウィンターの鮮やかな色を当てると、とたんに肌に透明感が出て、フェイスラインもくっきり小顔に見えます。華やかな顔立ちがより際立ちますね。

Y様、自信を持ってビビッドなウィンターカラーをお召しになってくださいね!​

Vネックで皆小顔に見えるのは本当か?

ファッション誌でよく「Vネックは小顔にスッキリ見せてくれます!」と見かけますが、この効果は個人差があります。

この比較写真を見てもわかるように、Y様の場合はラウンドネックの方がフェイスラインがスッキリしますね。Vネックだと逆に丸顔が強調されてしまいます。

似合うネックラインや襟元の空き具合は、フェイスラインや骨格、首の長さなど様々な要素が影響するので、1人1人異なります。

​「誰でも似合う〇〇」という言葉にむやみに飛びつかず、「自分には何が似合うのか」を見極める目を持つことが大切です。

​似合う柄のサイズで、センスアップ!

こちらの比較写真、右の大柄に比べて左のような小さめのチェック柄だと、なんとも平凡な印象ですね。

同じチェック柄、同じ素材の生地なのに、柄の大きさによってラグジュアリー感にまで差が出て見えるのが本当に不思議です。これが似合うデザインの及ぼす効果ですね。

​似合う柄の大きさも人それぞれ異なり、そこを間違えると、顔が大きく見えたり、あか抜けない印象になってしまうので、気を付けなければなりません。