設計事務所でバリバリ働かれている建築士のN様。
「レースやフリルのついたかわいい洋服が好きだけど、最近似合わなくなってきた気がして、オシャレ迷走中」ということで、今回受診されるようになりました。
左のレースのトップスに白のガウチョパンツ。
身長155cmのN様には丈が長すぎ、レースの柄も大きすぎて野暮ったい印象。
右のようなハリのあるIラインのワンピースの方が、スタイルよく垢抜けて見えます。
ソフトネイビーの色がよくお似合いで、颯爽と仕事ができそうな印象になりました。
レースの素材を着る場合は、ハリのあるコットン素材で柄も小さめなものの方が似合いますよ。
左のフリルのついたカットソー。
パフスリーブが肩を少しいかつく見せてしまってますし、二重になった丸襟もやりすぎな印象。
キュートタイプでも骨格が直線的な方は、右のような直線的でシンプルなフリルが似合います。
レースやフリルも骨格タイプやパーソナルデザインによって似合うものと似合わないものがありますよ。
パンツの形は左のタックの入ったテーパードパンツよりも、右のようなセンタープレスのあるストレートラインの方が足がきれいに見えます。
N様の場合はワイド幅より細身のタイプが似合います。
パーソナルカラーはサマータイプなので、パンツの色はカーキよりもネイビーやグレーの方が合わせやすいでしょう。
オフィスカジュアルにも着れそうなコーディネートですね。
上からジャケットを羽織っても素敵です。
似合うデザインだとしても、丈感が少し変わるだけでずいぶん違って見えるのが、こちらの写真を見てお分かりいただけるでしょう?
トップスもボトムスも<丈感>によってスタイルの良し悪しが左右されます。
N様の場合、タイトスカートはよく似合いますが、膝下よりも膝上丈の方が全体のバランスよく足もきれいに見えます。
トップスも長すぎず、腰骨くらいの丈の方が足が長くスタイルアップして見えます。
小柄な方は、既成のサイズだと長すぎる場合が多いので、スカート丈は詰めてもらった方がいいです。
似合うアイテムだからこそ、妥協せず自分に合うように調節できるところはしていきましょう。
左右どちらもメイクは同じなのに、右側のサマーのドレープを当てた時の方が肌がなめらかに見えます。
ブルーグレーが上品でとてもよくお似合いです!
左のウィンターのダークグレーだと少し重たく堅苦しい感じがします。
右の写真に比べて肌のテカリやムラも目立ちますね。「朝キレイにメイクしたのに夕方になって化粧崩れしてきました…」といった疲れた印象に。
目力も左右で違って見えます。
左のウィンターの色を当てると、目よりもドレープに目が行ってしまい、顔の印象が弱くなります。
右のサマーの色を当てた方が、目が生き生きと輝き、フェイスラインも引き上がって見えます。
似合う色は目をキラキラ輝かせてくれるので、視線が目に集中するようになり、肌のトラブルは目立ちにくくなりますよ。