ほんわかとした雰囲気のE様。
こう見えて実はバリバリのリケジョ、生物学を専攻している学生さんです。
「大学生になってメイクやおしゃれにも色々挑戦するようになったけど、いまいち自分に似合うものが分かりません。口コミで評判のキレイ色のコスメとかを試してみても色に負けてしまっているような気がして、結局無難な色ばかり使ってしまうんです。ファッションもシンプルでカジュアルなものを選びがちだけど、本当に似合うものを自信をもって着こなしたいです。」
E様のように学生さんでコンサルティングの受診に来られる方はけっこういらっしゃいます。
友人同士で来られる方も多いですね。
さて、こちらの比較写真。
左の方はE様ご自身が「似合わなくてどう着たらいいかわからない」と持参されたベージュのシャツとダメージデニムのカジュアルなスタイル。私の撮影が下手なのもありますが、足が短く見えます…。
袖をロールアップしたベージュのシャツ姿が「ナチュラルでカッコいい!」というよりは、オシャレに関心がなく手を抜いている人のように見えてしまう。オレンジ系のメイクも「溌剌として若々しい」というよりは野暮ったい印象です。
一方、右側のレースとモヘアのニットと花柄のフェミニンなスカート姿。
E様のふんわりしたお嬢様っぽいイメージが生かされてとてもかわいらしく、トップスをインしてベルトでウエストマークするとスタイルもよく見えます。
ピンク系のメイクで顔に透明感も出てあかぬけました。
「あまり似合わないのは分かってるけど、手持ちのベージュのシャツを何とかして着こなしたい。ナチュラルっぽいイメージにしたい!」という場合。
骨格ウエーブの方は、ベルトでウエストを絞ってXラインを作るのがポイント。
合わせるボトムスはスキニーパンツかミモレ丈のスカートで。
胸元にネックレスをプラスすると華やかになりますし、視線も胸元に集中するので重心が上がって見えます。
欲を言えば、写真よりもう少しベルトを高めにマークし、アクセサリーも長さを短く首回りに近いものにするとさらによくなります。
ほら、右のように首元にファーを着用しベルト位置も高めにした方がスタイルアップして見えるでしょう?
花柄スカートも、大柄なものよりも小柄な方が軽さが出ます。
自分に似合う着こなしのポイントさえ押さえておけば、苦手なアイテムも復活させることができます。
左はオータムの青、右はサマーの青です。
同じ青でも顔映りが全く違いますね。
オータムの青だと肌がくすんで疲れたように見え、年齢も実際より上な印象に。
それに比べて右のサマーの青を合わせると、肌に透明感が出て小顔に見えます!顔のサイズは左右で合わせて表示していますが、それでも違って見えます。
同じ青色でも様々な色味があり、皆それぞれに得意な色と苦手な色があります。
左はE様がご自身でされた普段のメイク。
ブラウンのアイシャドウが浮いていて瞼も腫れぼったく見えます。
右の写真ようにピンクとパープルのアイシャドウに変えるとスッキリと澄んだ目元になりましたね。
元々の眉毛はほとんど手を入れていない自然なままの状態で、カラーリングされたヘアの色とも合っておらず不自然に目立っていましたが、形を整えブラウンの眉マスカラをのせると優しそうな印象に!
ノーズシャドウもほんのり入れることで鼻筋が通って顔に立体感が出ました。
これまで「前髪で隠れるから眉はそのままでいいや」と思われていたようですが、「眉でこれほどまでに顔の印象が変わるのか!」と驚かれていました。