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変身事例3

大学生のK様

大人っぽく見えますが、まだ初々しい学生のK様。今回はお母様の紹介で受診され、モデルにもなっていただきました。

左側の写真は、明るいスプリングカラーのオレンジ色をベースとしたワンピースを着用されたもの。少し光沢のある薄い生地で色合いも軽やかですが、実はこれがK様にとっては少しちぐはぐな印象となっており、明るい色なのに顔映りもむしろ暗くなってしまいます。

一方、右側の写真はオータムカラーの深いブルーのジャケットに、インナーは紺&オレンジのダイナミックな配色のワンピースを合わせたもの。大人っぽいデザインと色の組み合わせですが、素敵に着こなしています。 深いブルーがK様の肌をキレイに見せてくれていますね。

似合う色は年齢によって変わるものではありません。大人っぽい色が似合う方は、年齢が若くてもとてもシックに着こなすことができます。

​色の彩度(鮮やかさ)が顔に与える影響

左はウィンターカラー、右はオータムカラーの比較です。

左のブルーベースのクリアな色だと、顔がくすんでしまい、色の強さばかりが目立っています。右の落ち着いた色合いのオータムカラーの方は顔色とも調和しており、肌も美しく見えます。

オータムカラーの中でも地味になりすぎない、深くてリッチな色味のものがとてもお似合いです。

顔と首回りを美しく見せるネックラインは?

狭いVネックと広めのUネックで見比べてみてください。

この方の場合は、襟ぐりが詰まったタイプが少し苦手です。

右の曲線的なラインでスッキリと開いたUネックの方が、顔回りと首元を美しく見せてくれています。

​似合わない柄は、柄ばかりが目立つ?!

ポップな水玉模様と、シャープなボーダー柄。

水玉だと柄にばかり目が行ってしまい、顔の印象があまり残りません。

ボーダーの方は、柄が悪目立ちせず顔立ちと調和してスッキリとした印象になりますね。

​体型バランスに合った似合うスタイルは?

こちらは同じオータムカラーであるサーモンピンクのトップスですが、随分雰囲気が変わりますね!

左のドレープ感のあるテロンとした素材のカットソー、少しモッタリとした印象になり、体型も太って見えてしまいます。

右のUラインに襟ぐりが大きく開いたシャツの方が着やせして見え、体型とのバランスもとても合っています。

色さえ似合っていればいいわけではないのをお分かりいただけるでしょうか?デザインも似合っていてこそ、素敵な装いが実現するのです。

似合う素材は?(生地の厚みや光沢感)

「似合う色だけではなく、似合うデザインも大切!」という話をしたところで、もうひとつ、似合う素材についても。

こちらの二枚の比較写真、ネックラインはほとんど変わりません。しかし、テロンとした薄い素材と厚みのあるジャージー素材では、いかがですか?右の方は、ボーダー柄が似合うということもありますが、カジュアルというよりはシックな印象になって素敵ですね。

似合う素材と厚みのものを身に着けると、体型がスッキリ見え、洗練された印象になります。ここを間違うと、服に着られてしまったり、野暮ったく見えてしまうので気を付けなければなりません。